スリープスコープ睡眠脳波検査とは

睡眠の重要性を知り、しっかりと健康を管理!

日本人の睡眠時間は、世界的にみても短時間であるといわれています。
睡眠時には成長ホルモンなどが分泌され、一日働いた脳と体を休ませ、リセットしてくれます。
ストレスの多い現代社会において、医療や健康をはじめとするさまざまな分野で、「睡眠」が注目されています。

「スリープスコープ睡眠脳波検査」は、睡眠時に計測した脳波を分析することで、睡眠の質や睡眠リズムが簡単にわかる新しい睡眠検査です。

睡眠の質を把握し、健康管理や病気の予防などに役立てることができます。
こんな方に、検査をおすすめします。

睡眠不足のリスク

検査の特徴

検査で寝つきや深さ、リズムなど睡眠の質がわかります。

あなたの熟眠脳波年齢は?

電極2つを貼って眠るだけで、
何分で寝つけたか?深く眠れたか?何回目覚めたか?リズムは大丈夫か?
といった睡眠の質がわかります。

検査方法は手軽で簡単!2日間(2回)の測定で睡眠検査ができます。

医療機関の指示のもとに、スリープスコープ睡眠脳波検査を受診される方へ。

操作方法を確認する場合には、下記の動画をクリックしてください。

よくあるご質問

睡眠について

Q. 最適な睡眠時間はどのくらいでしょうか?
A. 睡眠時間には個人差があり、何時間がよいと断言することはできません。昼間に眠たくて困ることがなければ基本的に心配はありません。
Q. 眠りの深い・浅いとはどういうことでしょうか?
A. レム睡眠・ノンレム睡眠という睡眠の状態により睡眠段階が定められます。
レム睡眠では、脳は働いていますが体はほぼ脱力しており、浅い眠りといわれます。この状態のときに夢をみます。レム睡眠は、60~120分の周期で現れます。
ノンレム睡眠では、生命維持をつかさどる部分以外の脳活動が低下しており、脳の休息と考えられます。深い眠りです。
Q. 眠れないときはどうしたらよいですか?
A. 眠ろうとしてもなかなか寝つけないときには、眠ろう眠ろうと焦るほど、頭がさえてしまいます。開き直って、ベッドから出て、本を読んだりして眠くなるのを待つ方が気持ちは楽になるかもしれません。
Q. 日本人の睡眠時間は世界と比べてどのくらいですか?
A. 日本人の平均睡眠時間は1日442分で、OECD加盟国の中で、最下位です。一方、最長はエストニアの530分で、アメリカ(525分)、フランス(513分)、イギリス(508分)などの先進諸国の睡眠時間はOECDの平均(505分)を超えています。なお、エストニアと日本での差は約90分もあります(2018年 OECD)。
Q. 寝だめはできますか?
A. 寝だめはできません。特定のある日に普段より多く寝たとしても、例えば翌日に徹夜をすれば眠気はたまります。また、平日睡眠不足のため週末には1~3時間ほど長く寝ることがありますが、それは寝だめではなく、平日の睡眠不足による疲労を回復するためです。
Q. 睡眠障害にはどのようなものがありますか?
A. 睡眠障害とは以下の7つに大別されています。
1)不眠症、2)睡眠関連呼吸障害群、3)中枢性過眠症群、4)概日リズム睡眠・覚醒障害群、5)睡眠時随伴症群、6)睡眠関連運動障害群、7) その他の睡眠障害

検査について

Q. 眠りはどうやってわかるのでしょうか?
A. 脳波(脳の神経細胞の電気活動)を測ることで判別します。
Q. 睡眠の質はどのように判断されるのでしょうか?
A. 主に以下の4つの指標で評価します。
1) 寝つくまでの時間、2) 中途覚醒の回数・時間・割合、3) 深い睡眠の程度や割合、4) 睡眠リズム等
Q. 睡眠の質はなぜ脳波で分かるのでしょうか?
A. 睡眠は、脳活動が低下した状態と定義されています。脳の活動は、神経細胞の電気的活動すなわち脳波を測ることでわかります。睡眠中の脳は異なる特徴をもつ状態(レム睡眠、ノンレム睡眠)を周期的に繰り返しており、臨床現場では、脳波をもとに睡眠の質を評価しています。
Q. 睡眠検査で病気が分かりますか?
A. 不眠の程度はわかりますが、病気の診断はできません。医師または専門家の診断が必要です。
Q. お酒を飲んでも計測に影響はありませんか?
A. 脳波を計測することは可能です。
Q. 検査の日数は何日くらいかかりますか?
A. 手順に従って2日間(2回)測定していただきます。

この検査は保険診療の対象とはなっておりませんので自由診療となります。


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